自分の人生を生きるということ

2年くらい前に別のブログで同じようなことを話した気がするが。
長らく他人に振り回される人生を送っていると、自分の人生を生きることが困難になってくる。
過干渉気味の親を持ち、自分で選択する機会を奪われまくって生きてきたのだが、その状態からやりたいことが出来て葛藤するなんて考えられなかったことだ。

だから、この状態は幸せなことなのだ。
しかしはじめてなので手探り状態ゆえ、判断に時間がかかってしまった。
自分の感性がおかしくなったんじゃないかとか、いままでこうだったのにとか、前に戻りたいとか、そういう葛藤が主だった気がする。
それでも自分の楽しいと思うことだけは続けて心の均衡を保ったり、有難いことに仕事は順調なので仕事に打ち込んで気持ちを切り替えたりして、いろいろなことをやってやりたいことを絞り込んでいった。

こういうものは多分、誰かに答えを渡されて、じゃあそうしましょうって納得出来るものではないんだと思う。
素直にそうしようって聞けるならとっくに誰かに聞いてる。
でも絵を描くことが好きで仕方なくて、たとえ真実であろうと否定されたらショックで立ち直れなさそうだから、誰かに答えを委ねることは死んでもしたくなかったんだ。

自分が出来るところまでやるまでは、きっとこの先も諦められないだろう。
もしも運命が自分の往く道を阻むなら、そんな運命は腕ずくで捻じ曲げてやろう。

自分の中に、こんなに熱いものがあるなんて思ってなかったけど。
そんな生き方も有りなんじゃないかな、と、今は思えている。

Cosmic Cage

結月花成也個人サイト

0コメント

  • 1000 / 1000